UV溶出試験システム
錠剤投入後の試験液のサンプリング・吸光度測定までを自動で行います。 6錠まで同時試験可能なため,多成分の錠剤の溶出試験に最適です。
3種類のシステムをご用意しています。
オンラインUV溶出試験システム
フラクションUV-1900i溶出試験システム(SAS-FR・UVシステム)
富山産業製の溶出試験器とUV-1900iを組み合わせたシステムです。LabSolutionsシステムと組み合わせて、安心で、確実なデータ管理が可能です。
UV-1900i、溶出試験器、オートサンプラ、パソコンから構成されるシステムで、パソコンから制御され、フラクション、フロー測定、フラクション+フロー測定の3モードで動作します。フラクションモードでは、6個のベッセル内の溶出液をプログラム時間ごとに所定量フラクションします。フラクションした溶出液は通常のセルを用いて、吸光度(1波長または2波長)を測定します。フロー測定モードでは、6個のベッセル内の溶出液をプログラム時間ごとに6個のフローセルに送液し、吸光度(1波長または2波長)を測定します。
フラクション+フロー測定モードでは、フロー測定をしながら吸光度測定の合間にフラクションを採取します。 溶出量、溶出率、溶出時間などのデータ処理が可能です。
全自動UV溶出試験システム
大日本精機製の自動溶出試験器RT-3シリーズおよび卓上型溶出試験システムRT-J2000/3000とUV-1900iを組み合わせたシステムです。
- 全自動で、安定で、安全な溶出試験ができます。 最大6個×10回の試料を自動分析することができます。
- 連続10回の無人運転が可能です。(RT-J3000+DS3000は連続4回) 各種安全機構も搭載し、終夜運転も安心して行えます。
溶出試験法とは
日本薬局方で規定されている試験法の一つで,錠剤やカプセルなどの内用固形製剤の品質を一定水準に確保し,併せて製剤間の著しい生物学的非同等性※を防ぐことを目的としています。
同等量の有効成分が含まれている錠剤でも,サイズやコーティング法が異なれば,成分の溶け出し方が変わり,効果も異なります。基準となる製剤との溶け方を比較する試験です。
※ 生物学的同等性とは生物学的利用性(バイオアベイラビリティー)が同等であること。
News / Events
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JASIS関西 2025
会期:2025年1月29日 (水) 〜 31日 (金),大阪
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次世代モビリティWebinar
~軽量化とコストダウンを実現する新技術のベンチマーク~配信日:2025年1月21日 (火) 14:00 ~ 15:35
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島津150周年記念キャンペーン
150年の感謝の気持ちを込めて、「島津150周年記念キャンペーン」を実施いたします。島津の幅広いラインナップの中からイチオシ製品を特別価格でご⽤意いたしました。ぜひ本キャンペーンをご活用下さい。
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電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を発売
赤外顕微鏡 AIMsight/ 赤外ラマン顕微鏡 AIRsightに電子冷却MCT検出器(TEC MCT)を搭載することにより、液体窒素を使わずに微小物の赤外顕微鏡測定が可能になります。
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FTIR技術情報誌 FTIR TALK LETTER Vol.43を発行しました
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FTIR技術情報誌 FTIR TALK LETTER Vol.42を発行しました