
LCMS-9050
探針エレクトロスプレーイオン化キット
探針制御とMSのメソッドファイルをそれぞれ編集し、PESI MS Solutionから測定を開始します。詳細なMS分析条件の設定は、LabSolutions™ LCMSのメソッド編集画面から行います。分析は、PESI MS Solutionから探針制御とMSメソッドを選択するだけで、簡単に始められます。分析中は、LabSolutions LCMSの画面からステータスを確認することができます。
Trazodoneの全血添加試料(500 ng/mL)を対象に定性分析を行いました。1回の測定でMSおよびMS/MS測定を同時に行います。解析にはLabSolutions Insight Exploreを用いました。LabSolutions Insight Exploreでは組成推定,ライブラリ検索、構造解析が可能です。
ピークの有無の確認
化合物テーブルに対象となるイオンのm/z、もしくは組成式 を入力することでターゲットの抽出イオンクロマトグラムを 描画します。
組成推定
実測スペクトル上の任意のm/zのスペクトルを選択し、組成推定機能を実行することで推定される組成式をスコア順にリストアップします。
Trazodoneの構造推定結果
フラグメント帰属
LabSolutions Insight Exploreの構造解析機能 ”アサイン” を用いて、プロダクトイオンスペクトルに対してフラグメント帰属を行います。
DPiMS QTで測定したプロダクトイオンスペクトル
DPiMS QTで測定したプロダクトイオンスペクトル
Q-TOF LC/MSを用いてスペクトルライブラリを作成し、DPiMS QTの実測スペクトルに対してスコアリングを行います。