エネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDX)は、試料にX線を照射して発生する蛍光X線のエネルギー(波長)や強度を解析することにより、試料を構成する元素の種類や含有量を調べる装置です。島津は、高速・高感度・高精度を追究したモデルEDX-7200から、軽元素分析に対応するEDX-8100、RoHS/ELV指令における規制対象元素のスクリーニングに適したEDX-LE Plusまで、お客様の分析ニーズに応えるトータルソリューションを提供しています。
EDX-LE Plus - オプション
エネルギー分散型蛍光X線分析装置
RoHS,ハロゲン,アンチモン スクリーニング分析キット
RoHS/ELV,ハロゲンスクリーニングに加え
アンチモンスクリーニングも測定可能
- ハードウェアの改造は不要※
- 管理試料を置き換えるだけ
- RoHS指令,ハロゲン規制とアンチモンの対象計7元素
(Cd,Pb,Hg,Br,Cr,Cl,Sb)を「同一条件」で測定可能
※初期導入時には弊社サービス員によるソフトウェアの
設定変更および性能確認が必要です。
※使用環境によってはソフトウェアのバージョンアップが
必要になる場合があります。
仕様
素材 | ポリエチレン樹脂 |
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大きさ | 48mm |
厚さ | 5mm |
添加元素 | Cd, Pb, Hg, Br, Cr, Cl, Sb |
アンチモンスクリーニングも同時測定可能
RoHS指令,ハロゲン規制とアンチモンの対象計7元素を「同一条件」で測定可能
EDX-LEを用いたCl,Sb測定
樹脂中Cl,Sbの各濃度におけるスペクトル比較
RoHSスクリーニングと同様に,Cl,SbスクリーニングもEDX-LEでは可能です。特にClスクリーニングは大気測定が可能で,大気中のArとClとのピークも明瞭に分かれています。