CGT-7100 - 特長
ポータブルガス濃度測定装置
さまざまな現場での使いやすさを追求
CGT-7100は、安定性に優れたレシオ方式の非分散型赤外線吸収法を採用した、CO、CO2、CH4を測定するガス濃度測定装置です。実績のあるCGT-7000の後継機としてモデルチェンジしました。
現場測定に対応

オールインワン可搬型
測定に必要なポンプ、フィルタ、電子クーラなどの前処理部が内蔵されており、試料ガス入口に試料ガスを導入するだけでガス濃度測定が可能です。
メンテナンスしやすい設計
フィルタやアブゾーバ等の消耗品は、交換しやすいよう前面に配置しています。
スムーズな操作

フロント操作
ガス切替、流量調整、ガス接続は前面で操作可能です。
USBメモリによるデータ取出し(タイプ1~3及び通信セットありの場合)
測定データは分析計本体に記憶されており、USBメモリによりCSV形式のデータとして取り出すことができます。PCでのデータ処理が容易となりました。
わかりやすい画面でデータ確認

無線データ送信
Wi-Fiによる無線データ送信が可能になりました。装置周辺においてスマートデバイスやWi-Fi付パソコンなどにより、測定値の監視とデータ取得が可能です。測定現場へのレコーダの持ち込みや配線接続が不要となり、測定しながらの解析作業が可能です。
※ Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

有線LAN接続
有線LAN接続により、測定値、濃度変化の確認ができます。実験室と事務所が離れている場合でも、構内ネットワークを介し、測定データの確認が可能です。
優れた安定性

レシオ方式赤外線式ガス分析計
比較信号と測定信号を独立して検出し、比較信号により測定信号を比率補正して、感度を一定に保ちながら、試料濃度を測定する赤外線ガス分析計です。
ppmからvol%まで、幅広い濃度の測定を実現
燃焼機器検査・研究用途などppmオーダーの低濃度測定から、燃料電池研究用途などvol %オーダーの高濃度測定まで、幅広い用途に対応できます。
タイプ | 主な用途 | 測定成分 | 測定レンジ | 組み合わせ例 |
---|---|---|---|---|
タイプ1 | 燃焼機器検査・研究 | CO、CO2 | CO:0-1000/ 5000 ppm CO2:0-5/ 15 vol% |
外付ドレンセパレータ CGT-7100 |
タイプ2 | 燃料電池研究 | CO、CH4 | CO:0-5 vol% CH4:0-20 vol% |
CGT-7100 |
最小100 mL/min、小流量測定
100 mL/minの微小なサンプルガス流量でも測定が可能となりました。限られた試料ガス流量でも測定でき、触媒研究用途など幅広い用途に対応できます。
タイプ | 主な用途 | 測定成分 | 測定レンジ | 組み合わせ例 |
---|---|---|---|---|
タイプ3 | 触媒研究 | CO、CO2 | CO:0-10/ 20 vol% CO2:0-10/ 20 vol% |
CGT-7100(小流量セット付) |
故障しにくいシンプルなフロー
可動部が少ないため、故障しにくいシンプルなフローになっています。

発生したドレンをタイマーで自動排出
試料ガスは本体に内蔵されたクーラで除湿し、発生したドレンは画面上で設定した周期でローラポンプを間欠運転させて自動的に排出します。
