inspeXio SMX-225CT FPD HR Plus - オプション

マイクロフォーカスX線CTシステム

オプションモジュール Core Boost 超高速演算システムHPCinspeXio ver.2

CTソフトウェアinspeXio64に対して,ブースト再構成,ROI画像再構成の2つの機能を拡張させるためのオプションモジュールです。

※ROI画像再構成機能の開発にあたり,国立大学法人筑波大学 システム情報系 工藤博幸教授に監修いただきました。

 

ブースト再構成 超高速演算システムHPCinspeXio ver.2

高画素なCT画像の画像再構成演算処理に対し当社独自の高速演算技術を用いて,高速化を実現させました。
画像サイズが2048x2048の再構成処理に対して,従来比20倍の高速化を実現し,データ収集完了から60秒以内で画像表示できます。

※上記撮影条件は,きれいモード,フル走査,2400View,スライス枚数1500枚,画像再構成サイズ2048×2048です。
※ブースト再構成機能は速度に特化した画像再構成演算処理であるため,画質に影響を与える可能性があります。

 

ROI画像再構成 超高速演算システムHPCinspeXio ver.2

トランケーションして撮影されたデータに対し当社独自のROI再構成技術を用いて,画質向上を実現させた,業界初の画像再構成演算処理です。
従来,トランケーション部分から画像全体に対して発生していたシェーディングアーチファクトを低減できるため,画像処理ソフトウェアでの解析が容易になります。

トランケーションとは

◆トランケーションとは
トランケーションとは,CT撮影中にワークの一部がX線透視画像の左右からはみ出す状況を指します。

拡張機能の効果

◆拡張機能の効果
シェーディングアーチファクトの軽減により,グレースケール値がより真値に近づき均一になります。

解析への応用

◆解析への応用
欠落していた部分の可視化やアーチファクトの影響なく解析できるようになります。

Optional Software

 

金属アーチファクト低減ソフトウェア

本ソフトウェアは,島津マイクロフォーカスX線CTシステムinspeXio SMX-225CT FPD HR Plusにて撮影した断面画像の金属アーチファクトを低減させる再構成演算ソフトウェアです。金属アーチファクトが低減した断面画像にて構造解析や内部観察が可能です。

HADI-S
2次元画像処理ソフトウェア

透視画像および断面画像に対し,寸法計測やフィルタ処理などさまざまな画像処理が可能です。

(スマートビジョン株式会社)

VGStudio MAX
3次元画像処理ソフトウェア

VGStudioの機能拡張版です。アニメーションの作成(回転,切断,視点移動),長さ・角度・最短距離・ヒストグラム・体積・表面積・空隙率等の計測,関心領域の摘出,画像に対するフィルタ処理,3次元画像どうしの位置合わせ等の機能が拡張されます。

(ボリュームグラフィックス株式会社)

ポリゴンデータ編集ソフトウェア

POLYGONALmeister(ポリゴナルマイスター)は,ノイズ,アーチファクトなど計測物の表面のポリゴンデータが持つさまざまな問題の解決や,データ軽量化を行うポリゴン編集処理ソフトウェアです。設計/解析/3Dプリントなどで計測データを利用する際に有効です。

X線CT用ソフトウェア