CFRP:研究開発

CFRPのせん断試験とひずみ分布の可視化

CFRPのせん断試験とひずみ分布の可視化

CFRPは均質な従来材料と異なり、異方性を有し、負荷される応力主軸方向などによって、引張、圧縮、曲げ、面内せん断、面外せん断もしくはこれらが組み合わさる複雑な破壊挙動を示します。近年、試作回数を抑制でき、新製品開発のコストを低減できるために CAE解析が産業界に広く普及しています。設計した製品の性能予測の精度を高めるためにはこれらの各種特性値が必要です。CFRPを試験評価する際には、それぞれの破壊挙動を純粋に評価可能な試験手法が強く求められています。ここでは、JIS K7079 B法に準じたCFRPのせん断試験を行い、Real-Time Strain Viewによる試験中のひずみ分布の可視化を行いました。

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