Py-Screener

フタル酸エステル スクリーニングシステム

フタル酸エステル スクリーニングシステム Py-Screener

むずかしいことをカンタンに

Py-Screenerは,樹脂中のフタル酸エステルをスクリーニングするためのシステムです。
フタル酸エステル類は玩具,食品包装などでその使用が制限され,またRoHS(II)指令でも使用制限物質として規制が予定されています。
本システムは,試料調製から分析・データ解析,メンテナンスといった一連の作業をサポートする専用ソフトウェア,専用標準試料やサンプリングツールキットなどで構成され,初めての方でも簡単に操作できる環境を提供します。

 

Webinar フタル酸エステル検査システムの選び方

特長

1. 初めての方でも簡単操作

■ 有機溶媒不要の試料調製

有機溶媒を使用せずに,標準試料と検査試料が調製できます。試料調製は,検査試料からカッターを使ってその一部を切り取り,サンプルカップに入れて秤量するだけです。また,試料調製動画は,初めての方でも簡単に試料調製が行えるようにサポートします。

フタル酸エステル樹脂標準試料の試料調製

フタル酸エステル樹脂標準試料の試料調製

検査試料の試料調製

検査試料の試料調製

試料調製動画画面

試料調製動画は,こちらからアクセスして,ご利用のスマートデバイス等で視聴しながら試料調整することもできます。こちらのリンクのアクセスには,製品に付属しているユーザー名およびパスワードが必要です。(Py-Screener試料調製動画)

■ 専用ソフトウェアで簡単操作

専用ソフトウェアが,必要な作業をナビゲートし,初めての方でもソフトウェアに従って操作できます。PyとGC/MSの分析条件はプリセットされており,調製した標準試料と検査試料をオートサンプラーにセットし,試料数,試料名とその秤量値を入力するだけで,連続分析が自動で開始されます。夜間でも自動で連続測定することが可能であり,1日約30検体の測定ができます。

Py-Screener専用ソフトウェア

Py-Screener専用ソフトウェア

測定スケジュール画面

測定スケジュール画面

■ 含有量と合否判定の一覧表示で結果が一目瞭然

多検体定量解析ソフトウェア LabSolutions Insightにより,連続測定によって検出された対象成分の含有濃度を一覧表示させ,含有濃度を濃度範囲で合否判定します。一目で連続測定した検査試料の結果を確認できます。また,ブランク濃度や装置感度などデータの信頼性を確保するための精度管理機能を装備しているため,初めて方でも信頼性の高い測定結果を安心して報告できます。

2. 必要なものをすべて準備

本システム用の標準試料を,RoHS試験におけるマーケットリーダーであるSGSジャパン株式会社と共同で開発しました。標準試料をマイクロパンチャーでパンチするだけで感度確認,定量およびブランク試験用の試料を調製できます。また,フロンティア・ラボ株式会社と共同で試料の調整に用いる工具をキット化しています。

Py-GC/MS用フタル酸エステル含有標準試料

Py-GC/MS用フタル酸エステル含有
標準試料

サンプリングツールキット

サンプリングツールキット

3. 充実したメンテナンスサポート

”メンテナンスナビゲータ”により,パイロライザーとGC/MSのメンテナンスを適切な手順で簡単に安心して行えます。また,リークが起こった場合のチェック方法についてもナビゲーションに従って確認することで,容易に原因を突き止められます。
さらに,長期運用で汚染しやすい部品をキット化した定期交換部品キットにより,長期間でも安心して運用することができます。

メンテナンスナビゲータ画面

メンテナンスナビゲータ画面

 

ソフトウェア構成

本製品は,専用ソフトウェア,PyとGC/MS用のメソッドファイル,スケジュールファイル(バッチファイル),レポートフォーマット,LabSolutions Insight用フラグ表示ファイルから構成されています。

Py-Screener登録化合物一覧

 化合物名  分類
 DIBP フタル酸エステル
 DBP
 BBP
 DEHP
 DNOP
 DINP
 DIDP
Hexabromocyclododecane 臭素系難燃剤 
Tetra-BDE (BDE-47)
Penta-BDE (BDE-100)
 Penta-BDE (BDE-99)
 Hexa-BDE (BDE-154)
Hexa-BDE (BDE-153)
Hepta-BDE (BDE-183)
 Octa-BDE (BDE-197+204)
 Nona-BDE
 Deca-BDE (BDE-209)
Deca-BB (BB-209)

対応機種
GC/MS              : GCMS-QP2010 Ultra / QP2020シリーズ
パイロライザー        : EGA-PY3030D + AS1020E
GCMSワークステーション : GCMSsolution Ver 4.3以上 + LabSolutions Insight
Pyワークステーション    : EGA_PY3030D Ver 1.54以上

分析カラム UA-PBDE (15 m × 0.25 mmI.D.,df=0.05 μm) または Rxi-1HT (15 m×0.25 mmI.D.,df=0.1 μm)

標準試料

  • C8-C40アルカンキャリブレーションスタンダード(SIGMA-ALDRICH, Cat#:40147-U)
  • Py-GCMS用フタル酸エステル標準試料 (島津製作所, P/N:S225-31003-91)
  • European Reference Material ERM®-EC591(SIGMA-ALDRICH,Cat#:ERMEC591)

※臭素系難燃剤を測定する場合の標準試料です。

注意事項

  1. メソッドファイルに含まれる情報の正確性や,その使用の結果得られる情報の有用性については何らの保証もされないことをあらかじめご了承ください。
  2. 登録物質を確実に同定するためには,製品に含まれるメソッドファイルの装置条件にて測定してください。

Top of This Page