抗体糖鎖自動前処理装置 MUP-3100
Product of the month
Product of the monthでは、新製品やトレンドの製品をお届けいたします。毎月1つの製品にフォーカスし、製品の特徴、関連アプリケーションなどをご紹介します。ぜひ島津の新製品・技術を体験してみて下さい。
動画
アプリケーション
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ユーザーベネフィット
- 複数の分析法を組合せることで糖転移反応に関連する原料(糖)・補因子(金属イオン)・基質(糖ヌクレオチド)・生成物(糖鎖)の多角的な解析が可能になります。
- 目的の糖鎖プロファイルを達成するための培養プロセス条件検討に役立ちます。
抗体糖鎖自動前処理装置
「MUP-3100」
抗体糖鎖分析の前処理を自動化して医薬品の開発迅速化に貢献
抗体糖鎖自動前処理装置「MUP-3100」は、当抗体医薬品の研究開発や品質管理に必須の抗体糖鎖分析において、手間のかかる「前処理」工程を自動化しました。従来は手作業で行っていた工程を6軸ロボットにより省人化・効率化することで、連続作業を可能にするだけでなく、作業ミスの低減、作業者の安全確保と負担軽減にもつながります。
製薬企業や医薬品製造受託機関(CMO)、医薬品開発製造受託機関(CDMO)での利用を想定しており、業務の安全性と効率性を高めて医薬品の研究・開発の迅速化に貢献します。本製品は、住友ベークライト株式会社製の「Auto-EZGlyco™ mAb-N Kit for SHIMADZU」を用いた抗体糖鎖分析向けの専用装置です。
- 6軸ロボットによる前処理工程の正確な再現
- 安定稼働を支える自動チェック機能
- 充実の規制対応機能