マルチモード注入ユニット(MMI)のPTVモードを用いたトリプル四重極型GC-MS/MSによる食品中残留農薬一斉分析

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ユーザーベネフィット

- GCMS-TQ8040 RXとMMIのPTVモードを用い複雑なマトリックス中の300成分以上の農薬の測定が可能です。 - Smart Pesticides Databaseにより、適切なトランジションでのMRM多成分一斉分析メソッドを自動作成できます。 - Peakintelligence for GCMSのAI波形処理により、パラメータの設定をすることなく高精度な解析を実現します。

はじめに

食品の安全性確保において、残留農薬検査は極めて重要です。対象となる農薬は数百種類に及び、迅速かつ効率的な多成分一斉分析法が求められています。本稿では、トリプル四重極型GC-MS/MS「GCMS-TQ8040 RX」を用いた、残留農薬300成分以上の一斉分析について紹介します。試料導入にはマルチモード注入ユニット(MMI)のPTVモードを採用しました。メソッド作成には、最適なMRM条件が登録されたSmart Pesticides Database Ver.2.2を活用し、マトリックス干渉の回避を容易にしました。さらに、データ解析にはAI技術を用いた「Peakintelligence for GCMS」を適用し、複雑なクロマトグラムにおける解析精度の向上と効率化を実現しました。本手法の有効性を確認するため、ホウレンソウ抽出液を用いた定量性評価を行いました。

2026.07.08