トリプル四重極質量分析計を用いたミネラルウォーター中のPFAS10成分の分析

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ユーザーベネフィット

- PFOA、PFOSに加え、水道法にて新たに要検討項目となったPFASを含めた10成分を15分で一斉に分析できます。 - 試験法に準拠した前処理と最適化された LC-MS/MS分析メソッドを用いることでミネラルウォーター中のPFAS10成分の定量が可能です。 - ミネラルウォーター中のPFAS10成分について5 ng/Lから精度よく定量可能です。

はじめに

ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)を始めとするペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)は、撥水剤や防水材、界面活性剤など幅広い用途で使用されています。一方で環境中に蓄積しやすく、飲料水等から人体に取り込まれた際の健康被害が懸念されています。 2025年6月の食品、添加物等の規格基準の一部を改正する告示によってミネラルウォーター類の規格基準(成分規格)にPFOAとPFOSが追加され、基準値が合算50 ng/Lと定められました。また、2026年4月施行の水道水質基準改正においても、新たにPFOAとPFOSが水質基準項目に追加され、基準値が合算50 ng/Lと定められます。要検討項目にペルフルオロブタン酸(PFBA)、ペルフルオロペンタン酸(PFPeA)、ペルフルオロヘキサン酸(PFHxA)、ペルフルオロへプタン酸(PFHpA)、ペルフルオロノナン酸(PFNA)、ヘキサフルオロプロピレンオキシドダイマー酸(HFPO-DA)、ペルフルオロブタンスルホン酸(PFBS)の7成分が追加され、水質基準項目のPFOA、PFOS、既存の要検討項目であるペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)と合わせて計10成分のPFASがモニタリング対象となりました。 このアプリケーションニュースでは、「清涼飲料水等の規格基準の一部改正に係る試験法について」および「食品中の有害物質等に関する分析法の妥当性確認ガイドラインについて」を参考にして、100倍濃縮したミネラルウォーター中のPFAS10成分を迅速かつ高感度に分析した例をご紹介します。

2026.05.27

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