Nexis™ GC-2060
- 新型FIDを搭載したNexis GC-2060を使用することにより、高濃度サンプルの分析において優れた直線性が得られます。 - Nexis GC-2060は高速昇温・冷却が可能なため、高沸点成分を追い出す目的で昇温する場合、短時間で良好な結果が得られます。 - 水溶媒分析用インサートやXtra Life マイクロシリンジを用いることで、水溶液でも再現性良くデータを取得可能です。
酒中エタノール分析の公定法として、国税庁所定分析法があります。種々の分析法の中で、ガスクロマトグラフィー法では、オーブン温度50℃での恒温分析が指定されています。しかし、オーブン温度50℃では、酒中の水や高沸点成分がカラムから溶出しません。そこで、分析対象であるエタノールおよび内部標準物質が溶出した後にオーブン温度を上げ、これらを追い出す必要があります。 また、酒類などの水を多く含む試料のGC分析では、試料気化が不安定となり、ピーク形状の異常や再現性の低下を招くことがあります。さらに、標準のAOC用マイクロシリンジでは水溶液の吸引・吐出時にプランジャーが重くなり、これも再現性が悪化する要因となります。 本アプリケーションでは、新型FIDを搭載したNexis GC-2060を用いた酒中エタノール分析の事例をご紹介します。 Nexis GC-2060は、高感度かつ直線性に優れる新型FIDを搭載可能です。また、オーブンの高速昇温・冷却が可能なため、短時間で高沸点成分を追い出すことができます。さらに、水溶液の分析に有効な水溶媒分析用インサートおよびXtra Life マイクロシリンジを使用し、再現性の良い分析を実現しました。
2026.03.25
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