
ALTRACE
- X線管球の出力増加、光学設計の最適化により、従来に比べ感度が向上しました。 - 最大48検体の連続分析が可能であるため、分析スループットが向上します。 - 試料容器に試料を投入するなどの簡便な前処理で、食品・食品添加物中の有害元素スクリーニングができます。
人々の健康や安全を守るため、食品および食品添加物に含まれる有害重金属の管理が求められています。日本国内では、『食品、添加物等の規格基準』や『食品添加物公定書』など、さまざまな法令が定められています。 有害重金属の分析には、感度の観点から主に原子吸光光度法が用いられています。しかし、粉末試料や固体試料は硝酸や塩酸などの酸で溶解する必要があり、分析には高度な技術やノウハウが求められるという課題があります。一方、蛍光X線分析法は試料を溶解せずにそのまま分析できるため、利便性に優れています。 新製品のALTRACEは、X線管球の出力増加や光学設計の最適化により、有害重金属を高感度で分析することが可能です。また、最大48検体の連続分析ができるため、分析スループットの向上にも貢献します。 本アプリケーションニュースでは、以下についてご紹介します。 1. コメ中のカドミウムの分析 2. 食品添加物中のヒ素、鉛の分析
2024.10.22
一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。