Nexera XS inert
オートサンプラーの自動希釈機能を用いた簡単操作による検量線作成の省力化
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ユーザーベネフィット
- オートサンプラーの自動希釈機能により、手動での希釈調製の手間が省け、業務効率化と生産性向上が図れます。 - 同一のメソッドファイルを使用し、バッチテーブルで任意の希釈倍率を指定するだけの簡単な設定で、試料を自動希釈調製し、検量線を作成できます。 - 希釈倍率に依らずメソッドファイルが1つなので、HPLC条件を変更した際も設定や管理が容易です。
はじめに
HPLCによる定量を行う際、標準液や試料溶液の希釈調製はピペットなどを用いて手動で行われますが、このような作業には労力と時間がかかります。近年、省力化を目的とした自動化が望まれており、これら希釈調製作業を自動化することができれば、業務の効率化や生産性の向上を図ることができます。 Nexeraシリーズのオートサンプラーには自動前処理機能が搭載されており、自動で希釈、試薬添加、共注入などを実施できます。自動希釈機能を用いることで任意倍率の希釈試料を自動調製し、そのまま分析カラムへ導入することが可能です。ここでは、オートサンプラーの自動希釈機能を用いた簡便な検量線作成方法についてご紹介します。
2024.09.10