X線透視、CTシステムを使用した食品異物検出およびペットボトルの解析事例

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ユーザーベネフィット

- X線透視では、パッケージされた状態で異物検出ができますので、短時間での品質検査が行えます。 - X線CTでは異物の位置が特定できますので、異物の取出しまでの時間が短縮されます。 - 非破壊でのペットボトル容器の液漏れや形状変化の解析が行えます。

はじめに

食品は直接体内に入ることもあり、安全は最優先課題です。食の安全のためにも製造中の異物混入を避けることは重要であり、様々な対策が講じられています。ただ、異物混入は現在でも起こることがあります。こういった商品を流通させないためにX線検査装置が使用されています。 今回は、マイクロフォーカスX線装置Xslicer SMX-1020とマイクロフォーカスX線CTシステムinspeXioSMX-225CT FPD HR Plusを用いて食品内に意図的に混入させた異物を非破壊で観察、解析した事例およびペットボトルの開封前後の解析を行った事例を紹介します。

2023.08.08

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