ICPMS-2040/2050
ICPMS-2050を用いた食塩中の元素分析
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ユーザーベネフィット
- 食塩中の元素を長時間にわたって正確に分析することができます。 - アルゴンガスの消費量の少ないミニトーチで分析でき、ランニングコストを抑えることができます。 - プリセットメソッドから分析条件を簡単に登録でき、煩雑な条件設定は不要です。
はじめに
食品及び飼料中の汚染物質及び毒素に関するコーデックス一般規格(以下、CODEX)では、各種食品に含まれる有害金属元素の管理が求められています。食品中の微量の有害金属元素の分析には高感度に多元素一斉分析を行うことができるICP-MSが適しています。 食品試料は高マトリクス試料であることが多く、一般にICP-MSでの分析においてスキマーコーン等のインターフェイスやトーチの詰まり、非スペクトル干渉、長時間の安定性等への影響が懸念されます。 本アプリケーションニュースでは、ICPMS-2050で食品サンプルの中でも特にマトリクス濃度が高い食塩を分析しました。なお、分析にはアルゴンガスの消費量の少ないミニトーチを用いました。また、米国食品医薬品局FDAの元素分析マニュアルEAM4.7を参考に添加回収試験、長時間の安定性の評価を行いました。
2023.07.18
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