LC-MS/MS向け波形処理ソフトウェアPeakintelligenceを用いた食品中残留農薬の効率的な波形処理

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ユーザーベネフィット

- ピーク波形処理に要する手間と時間を削減できます。 - パラメータ設定が不要で、誰が波形処理しても同じ結果が得られます。

はじめに

食品の輸出入の増加に伴い、規制される農薬の種類や設定される各食品中の基準値(MRL)の数は増加しています。食の安全に携わる検査・研究機関は、より迅速に正確な情報を提供することが要求されています。多成分・多検体のデータの解析においては、多数のピークを目視で確認する必要があるため、ピークピッキングは長時間におよび、大きな業務負担を生んでいます。さらに、人為的なミスや作業者ごとの癖は解析結果に影響するリスクとなり、これらを軽減できるピーク波形処理法が望まれています。 本稿では、AI(人工知能)を用いて開発したアルゴリズムを搭載するトリプル四重極液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS)向け波形処理ソフトウェア「Peakintelligence」を残留農薬分析に適用し、波形処理を省力化・効率化した例をご紹介します。

2022.02.21

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