Nexera™シリーズ
飼料中ポリエーテル系抗生物質の分析
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ユーザーベネフィット
- 「飼料分析基準」に準拠したポリエーテル系抗生物質3成分を広い濃度範囲にわたって安定した定量分析が可能です。 - 「飼料分析基準」に収載されている微生物学的定量法に比べて、簡単な操作で迅速な分析が可能です。 - 装置の起動から停止まで自動化することができ、分析の大幅な省力化、効率化が図れます。
はじめに
ポリエーテル系抗生物質は、農林省告示第750号1)に基づき飼料添加物として指定されています。これら成分の分析法については、農林水産省消費・安全局長通知の「飼料分析基準」に微生物学的定量法、HPLC法とLC/MS法が収載されています。微生物学的定量法は試験菌を16~24時間培養するなど長時間の前処理が必要ですが、HPLC法は平均20分の前処理操作で迅速に結果を出すことができます。 本稿では、HPLC法の中でもポストカラム誘導体化可視検出法が指定されている、サリノマイシンナトリウム(SL)、モネンシンナトリウム(MN)とナラシン(NR)の分析例をご紹介します。また、蛍光検出法が指定されているラサロシドナトリウムの分析例については01-00128-JPでご報告いたします。
2021.09.21
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