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ユーザーベネフィット

- EIマススペクトルにより測定対象化合物の同定精度向上だけでなく、対象化合物以外の成分も定性できます。 - HS-20内で自動で誘導体化を行うのでオーブンや加温振とう機は不要です。

はじめに

水中の陰イオン測定は飲料水など人の健康への影響を調査するためだけでなくイオン交換膜の選択透過性の確認や除菌イオンスプレーの品質評価などでも需要があります。イオン交換クロマトグラフィーが主に使用されていますが、GC-MS(EIイオン化法)を用いることで測定対象化合物以外の物質を定性したり、保持時間だけでなくマススペクトルを用いることで同定精度を向上することができます。 本報では、図1のフッ素イオン、塩素イオン、チオシアン酸イオンを測定した結果を報告します。

2021.04.26

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