GCMS-QP™2020 NX
MHE法によるUV硬化樹脂中の残留モノマーの定量分析
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ユーザーベネフィット
- 溶媒抽出法より簡便な前処理で、ポリマー中の残留モノマーの簡易定量ができます。 - プレポリマーに残留した高濃度のモノマー成分も定量できます。 - GCMSsolution™のMHEモードで簡単に設定できます。
はじめに
ポリマー中の残留モノマー量は、ポリマーの品質を管理する上で非常に重要です。GC、GCMSを用いた定量方法として溶媒抽出法がありますが、抽出溶媒や、ポリマー除去の方法など複数の前処理条件の検討が必要です。 マルチプルヘッドスペース抽出法(MHE法)は、ポリマーをバイアルに入れて加熱し、発生したガス量から残留モノマーの量を推定する簡便な定量法です。 今回は、HS-20/GCMS-QP2020 NX(図1)を用いて、UV硬化樹脂中の4-Hydroxybutyl acrylate(4-HBA)の定量を行いました。
2021.06.24
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