はじめに
ガスクロマトグラフ(GC)の水素炎イオン化検出器(FID検出器)などで使用される水素ガス(H2)は、爆発しやすい危険なガスです。 ここでは、ガスクロマトグラフで水素ガスを使用するときに、想定される危険および安全に使用していただくための留意点を記載しています。
1. はじめに

ボンベは気体や液体を入れる密閉可能な容器で、これに気体を高圧に充てんした「高圧ガスボンベ」は分析機器でよく用いられています。
高圧ガスボンベをガスの供給源として使用する場合は、高圧ガスボンベの取扱業者などから指導を受けて事故が起こらないように取り扱ってください。
高圧ガスボンベはガスの種類により容器の色が定められています。 水素-赤色、酸素-黒色、窒素-灰色、ヘリウム-灰色、アルゴン-灰色、二酸化炭素-緑色、アセチレン-褐色。
またボンベ出口の接続部は、水素など可燃性ガスでは逆ネジ(左ネジ)となっています。(ヘリウムも逆ネジですが一部例外があるようです)
水素ガスの特性
水素ガスは、扱い方を誤ると爆発しやすい危険な性質をもったガスです。 水素ガスを使用するときは、水素ガスの性質を理解し、正しく取り扱ってください。
なお、本取扱い上の注意では、守っていただく内容の種類を次のような表示で区分しています。 |
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【参考情報】GC運転部品について
ガスクロマトグラフの運転部品は、水素ガス用と他のガス用とは異なることがありますので、部品の選択の際には、ご専門の方もしくは島津フィールドエンジニアまたは島津GLCへご確認ください。
圧力調整バルブは、「窒素・アルゴン用」、「水素用」、「ヘリウム用」があります。
写真はボンベ接続タイプ
ガス導管にも、水素用(左ネジ)があります。 ガス導管もガス種類や使用箇所に応じて使い分けます。
