LabSolutions Connect MRM
MRM最適化~定量計算までをシームレスに実行

MRMトランジションやインターフェースパラメータの最適化の実施、最適化結果の確認、定量分析用メソッド・バッチファイルの作成、定量計算までをLabSolutions Connect MRMで行うことができます。LabSolutions LCMSでLCのテンプレートメソッドファイルを作成しておけば、後は全てLabSolutions Connect MRMで作業をすることが可能です。
特長
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簡単な設定によるMRM自動最適化の機能と最適化結果を確認するデータブラウザ機能が、多検体における最適化プロセスの作業を軽減します。 また、データベースへの最適化結果の登録は、膨大な最適化結果を管理するうえで必須の機能となります。
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最適化した結果はデータベースに保存され、情報として蓄積していきます。このデータベースから対象とする成分をメソッドファイルに出力して分析に利用します。データベースを複数台の装置で共有することで、作業効率が格段に向上します。
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最適化した結果を専用のブラウザで視覚的に確認することができます。それにより最適化の結果が妥当か一目で確認することができ、最適化に失敗した化合物があった場合でも何が原因かを突き止め易くなります。
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LabSolutions Connectは、データベースに登録されたMRM最適化結果の中から必要な情報をテキストファイルを読み込むことで呼び出し、分析に使用するメソッドを簡単に作成することができます。 同様に、テキストファイルに保存したバッチファイルの設定を読み込むことも可能であり、バッチ作成も速やかに行えます。 直感的でグラフィカルなUIは、バッチ分析の設定におけるユーザーの負担を軽減します。
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LabSolutions Connect MRMは最適化機能だけではなく、簡易分析機能も有しています。最適化により作成したデータベースから、対象の成分を分析するメソッドファイルを作成し、さらに分析バッチファイルも同時に作成することができます。また、LabSolutionsで作成した既存のバッチファイルを読み込み、編集してバッチ分析を行うことも可能です。
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分析後に得られる大量のデータは,通常のLCMS分析と同じようにLabSolutions Insightで分析が可能です。LabSolutions Insightのフラッギング機能を用いると,大量のデータの中から,基準値から外れたデータをすばやく見つけ出すことができるので,確認すべきデータ数を劇的に削減し,定量処理を効率的に進めることができます。