Nexera FV
オンライン分析用超高速液体クロマトグラフ
Nexera FVは、フロー合成やバッチ合成の反応モニタリングや、製剤溶出試験の自動化を可能にする、新しいUHPLCシステムです。
医薬品製造では、アメリカ食品医薬品局(FDA)や医薬品規制調和国際会議(ICH)などの規制の下、原薬から製剤までの一貫した連続生産が求められており、プロセス解析工学(process analysis technology:PAT)によるQuality by Design(QbD)アプローチや、工程途中の品質を管理するプロセスモニタリングの需要が高まっています。Nexera FVとLabSolutions™ FVは、重要品質特性(critical quality attribute:CQA)の測定において、反応液の採取と分画、HPLC分析、解析やレポート作成等の全ての工程を自動化し、大幅な省力化と、人為ミスを排除した信頼性の高いデータ提供を実現します。製剤溶出試験でも、溶出試験機ベッセルからの定期的な試料採取とLC分析を自動で行い、分析者の負担を著しく軽減します。
独自設計のNexera FVのフローバイアルオートサンプラが、反応層や容器からフローバイアルに送られた試料を定期的に採取します。サンプリング時間やLC分析時間に応じた2種類の分析モードを選択でき、最適なタイミングでの分析データ採取を実現します。さらに、Nexera FVは汎用的なUHPLCシステムとしても使用できることから、資産稼働率の向上にも貢献します。またLabSolutions FVは、プロセスモニタリング、溶出試験等の幅広い用途におけるオンライン分析の設定やデータ解析作業を、簡単な操作だけで実行します。
Nexera FVとLabSolutions FVは、オンラインLCの可能性を拡げ、医薬品品質管理に新たなソリューションを提供します。
特長
News / Events
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JASIS関西 2025
会期:2025年1月29日 (水) 〜 31日 (金),大阪
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バイアルWebinar 転ばぬ先のバイアル!
LC、LC/MS分析結果の信頼性を高めるバイアル選択の基礎知識配信日:2024年11月15日 (金) 14:00 ~ 15:00
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燃焼-イオンクロマトグラフシステムを発売
日東精工アナリテック製自動試料燃焼装置と島津製作所製イオンクロマトグラフHIC-ESPを組み合わせた燃焼イオンクロマトグラフシステム です。液体や固体の試料を自動試料燃焼装置で燃焼させ、その際に発生した気体を吸収液に捕集します。その吸収液をイオンクロマトグラフに 自動的に注入し、ハロゲン、硫黄の分析を行います。
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日本食品科学工学会 第71大会
日本食品科学工学会 第71大会でポスター発表とランチョンセミナーを行います。
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カラムWebinar なるほど納得!カラムから考える超高速(UHPLC) 分析
2024年8月23日(金) 14:00 ~ 15:10
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AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 第27回年次大会
AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 第27回年次大会に出展します。