Shim-pack MAqC-ODS
高速・高分離カラム Shim-pack MAqC-ODS
Shim-pack MAqC-ODS I は金属を含有させたシリカゲルにオクタデシルシリル基を導入した逆相カラムです。金属の含有により,ODS による疎水性相互作用に加えて,陽イオン交換作用を有します。塩基性化合物の保持が増大するので,従来は移動相にイオンペア試薬を要した分析も通常の緩衝液のみでの分析が可能となり,さらにグラジエント溶離を使用することができます。このような特長は,塩基性化合物の多い水溶性ビタミンや医薬品の分析に威力を発揮します。
特長
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Shim-pack MAqC-ODS I では,グラジエント溶離が可能なため分析時間が短縮できるとともに,溶出の遅い成分でもシャープなピークが得られ,例えば,通常のODSカラムで最後に溶出するリボフラビンでは約2.3倍の高感度化も達成できました。
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自動前処理システムCo-Sense for LC/MS等を利用して移動相の脱塩を行うことで,LC/MS 測定も可能です。
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市販感冒薬(OTC医薬品)中に含まれる成分に着目し,Shim-pack MAqC-ODS I でグラジエント溶離を利用し一斉分析をしました。
News / Events
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バイアルWebinar 転ばぬ先のバイアル!
LC、LC/MS分析結果の信頼性を高めるバイアル選択の基礎知識配信日:2024年11月15日 (金) 14:00 ~ 15:00
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燃焼-イオンクロマトグラフシステムを発売
日東精工アナリテック製自動試料燃焼装置と島津製作所製イオンクロマトグラフHIC-ESPを組み合わせた燃焼イオンクロマトグラフシステム です。液体や固体の試料を自動試料燃焼装置で燃焼させ、その際に発生した気体を吸収液に捕集します。その吸収液をイオンクロマトグラフに 自動的に注入し、ハロゲン、硫黄の分析を行います。
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日本食品科学工学会 第71大会
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カラムWebinar なるほど納得!カラムから考える超高速(UHPLC) 分析
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AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 第27回年次大会
AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 第27回年次大会に出展します。
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薬局方ガイドラインに従ったLC分析の高速化
配信日:2024年6月20日(木) 14:00 ~ 15:10