eMSTAT Solution

直接イオン化質量分析データ対応 統計解析ソフトウェア

MALDI/DPiMS™測定データの統計解析を誰でも簡単に

eMSTAT Solution™
easy mass spectrometric statistical solution

特長

  • 直感的な操作でMALDI/DPiMS測定データを統計解析
    豊富でありながらも容易に使える単変量/多変量解析機能により,サンプル間の識別および識別に寄与するマーカーピークの抽出が,統計解析に詳しくないユーザーでも簡単に行えます。
  • 作成した判別モデルによる未知サンプルの判別分析
    統計解析モードで抽出したマーカーピークを用いて,未知サンプルの判別を行うための判別モデルを作成できます。モードを1操作で切り替えるだけで,統計解析モードで得られた統計データをそのまま判別分析モードで利用することが可能です。
  • 動的グルーピング機能によるフレキシブルなグループ分けが可能
    マーカー探索時に行うサンプルのグループ分けを,登録した性質情報に基づき,さまざまな組み合わせでフレキシブルに行うことが可能です。
  • 各種データ形式に対応
    JCAMP形式,ASCII形式のほか,質量分析データの共通フォーマットであるmzML形式のデータも読み込み可能です。

eMSTAT Solutionのワークフロー

合成高分子の劣化判別

ポリスチレン(加熱/非加熱)のMALDIマススペクトルを多変量解析(PLS-DA)すると,加熱/非加熱の2群に分かれました(Score Plot)。
2群の差異に影響を及ぼすピーク(マーカーピーク)がどれなのかは,Loading Plotを使用することにより確認できます。

多変量解析によって抽出されたマーカーピークを用いて判別モデルを作成し,別途取得したポリスチレンのマススペクトルに対して加熱/非加熱の判別を行った(SVM)ところ,すべて正しく判別することができました。
分子量の大きい試料を簡便に測定できるMALDIとeMSTATSolutionの組み合わせにより,合成高分子以外でも,タンパク質,脂質,糖鎖など多様な試料の識別が簡単に行えます。

分析条件
装置:MALDI-8020
サンプル:ポリスチレン1,000(200℃ 2時間加熱/非加熱)
マトリックス:Dithranol
カチオン化剤:AgTFA
サンプル調製:THFに溶解したポリスチレン(加熱/非加熱),マトリックス溶液,カチオン化剤をサンプルプレートに滴下

牛肉質等級の簡易識別

市販されている牛肉(A5,A4和牛およびタスマニアビーフ)の抽出液をDPiMS-2020で分析し,得られたスペクトルに対してPLS-DAによる解析を行いました。
3群間のグルーピングはScorePlotにより確認でき,どの代謝物ピークがグルーピングに影響しているかはLoadingPlotにより確認できます。

DPiMS-2020による簡便な代謝物分析によって得られたスペクトルは,eMSTAT Solutionを用いることで簡便に食品や植物サンプルなどの違いを識別でき,識別に寄与する代謝物情報のスクリーニングが行えます。

分析条件
装置:DPiMS-2020
サンプル:食用牛肉
イオン化溶液:50%エタノール水溶液
サンプル調製:50%エタノール水溶液中で食用牛肉をホモジナイズし,懸濁液10 μLをサンプルプレートに滴下

仕様

項目 詳細
解析機能 単変量解析 t-検定
Mann-WhitneyのU-検定
ANOVA(分散分析)
多変量解析 PCA(主成分分析)
PLS-DA
判別分析 Support Vector Machine(SVM)
Random Forest
その他 動的グルーピング
表示機能 多変量解析 Peak Matrix
Box Plot
ROC
AUC
Score/Loading Plot
Dendrogram
判別分析 判別結果(Group,Score)
Score Plotへの未知サンプル点の重畳表示
入出力データ 入力 ASCII形式ピークリスト
JCAMP形式ピークリスト
mzML形式ピークリスト(Centroid mode,1スキャン/ファイル,データ非圧縮のみ対応)
注:ファイル名は半角英数字のみ対応
出力 ピークリスト(txt形式)
解析結果(xlsm形式)
グラフキャプチャー画像
動作環境 OS Windows® 10 Professional 64bit  日本語/英語/中国語
またはWindows® 7 Professional 64bit  日本語

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