LCMS™-8060

高速液体クロマトグラフ質量分析計

薬毒物スクリーニングは,微量成分の高い定量性と間違いのない定性能力が求められる分析の代表例です。LCMS-8060は,UFsensitivity™とUFscanning™で,これまで以上に定量と定性の両立の幅が広がります。

薬毒物の高感度・高速一斉スクリーニング

LCMS-8060には,閾値を超えると自動的にMS/MSを行うSynchronized Survey Scan™(SSS)機能があり,1回の分析でMRM測定における強度閾値を用いた自動プロダクトイオンスキャン測定が可能です。1回の分析で定量と定性の両立が可能となり,LCMS-8060のUF Technologiesにより,MRMと同時にスキャン測定を実施しても定量精度を損なうことなく,MS/MSスペクトルを得ることができます。

Synchronized Survey Scan機能を用いた分析メソッド

Synchronized Survey Scan™機能を用いた分析メソッド

SSS機能を用いて,全血にフルニトラゼパムを添加して処理したサンプルを測定した結果を示します。全血サンプルはQuEChERS法により処理したものを用いました。異なる3つの添加量(0.1 ng/mL,1 ng/mL,10 ng/mL)のサンプルを2つのスキャンスピード(3000 u/sec,30,000 u/sec)で測定し,LCMS-8060のSSS機能を評価しました。LCMS-8060の高いスキャン感度により,0.1 ng/mLのサンプルを30,000 u/secで測定しても良質なMS/MSスペクトルを得ることができ,89という高い類似度(フルスコア:100)を示しました。また,スキャンスピード30,000 u/secのほうが十分なデータポイント数が確保され,良好なピーク再現性を得ることができました。

MRMをトリガーとしたプロダクトイオンスキャン測定

速いスキャンスピードで良質なMS/MSスペクトル
(MRMをトリガーとしたプロダクトイオンスキャン測定)

Top of This Page