バイオディーゼル燃料中のぎ酸、酢酸、プロピオン酸の分析
近年、自動車燃料の環境への負荷低減のため、バイオマス(生物資源)由来の物質を燃料として利用する取り組みが行なわれています。 この中で、食用油などをメチルエステル化した脂肪酸メチルエステル(FAME)はバイオディーゼル燃料(BDF)として注目されています。 このBDFは軽油と混合されて(BDF 混合軽油)、一般のディーゼル車に使用される動きがあり、その品質安定性等を確保するため新たな規格項目と対応する分析試験法の追加が検討されています。
イオンクロマトグラフによってBDF混合軽油中のよるぎ酸、酢酸、プロピオン酸を分析しました。

軽油、BDF混合軽油のクロマトグラム(上:軽油に各20mg/L 添加、中:軽油、下:BDF混合軽油)
イオンクロマトグラフ
主に無機イオンの定量分析に広く使用されている分離分析機器です。ppbレベルの超高感度分析が可能なサプレッサ方式と多様性に優れるノンサプレッサ方式のイオンクロマトグラフをご用意しています。