SHIMADZU 自動車技術セミナー ~軽量化技術支援~
最新セミナーと過去セミナーのアーカイブ
開催の趣旨「自動車技術セミナー ~軽量化技術支援~」
近年、自動車の環境負荷低減、安全性・利便性の向上を目的として、CASEの実現が重要となっています。
CASE実現を目指した次世代自動車には電池、ECUユニット、センサーなどの部品が数多く搭載されるため、車体重量の増加が課題となります。そのため、車体軽量化に貢献する様々な材料・技術の開発、組み合わせが重要です。
例えば、GFRP・CFRP・CFRTPなどの複合材料、ハイテン材・高強度アルミ材などの金属新材料を用いた加工技術、設計精度を向上させるための解析技術、材料のマルチマテリアル化(異材接合技術)、今後の自動車開発での利用が期待されるCNF強化樹脂複合材料やトポロジー(3Dプリンティング)などの技術開発が進められています。
自動車技術セミナーでは、軽量化技術全般を俯瞰した講演、各技術テーマの最新技術およびそこで用いられる評価技術の詳細講演を通して、軽量化開発のお手伝いをさせていただきます。
最新のセミナー 2023年12月12日 金属加工技術編
開催日時 | 2023年12月12日(火) 13:00 ~ 15:15 |
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形式 | Zoom(無料)、定員500名 |
講演内容 |
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詳細や参加方法については当社Webサイトをご覧ください。
当社技術者からの講演アーカイブ
当社技術者の講演をセミナー動画としてWebサイトに掲載しています。会員制サービス「My SHIMADZU for Analytical」にご登録いただくと視聴できます。
これまでに開催したセミナー
これまでに開催したセミナーの概要や参加者からいただいた感想をご覧いただけます。タイトルから各セミナーのページにリンクします。
タイトル | 概要 | 社外講師 |
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2022年6月16日 異種接合を活用した軽量化 |
自動車のマルチマテリアル化を想定した各種構造材料や摩擦攪拌点接合を用いた異種接合の概要、複数の観察装置・試験装置を用いた摩擦攪拌点接合材料の多角的な評価事例について紹介します。 |
自動車のマルチマテリアル化と異材接合技術 広島大学 大学院先進理工系科学研究科 特任教授 杉本 幸弘 様 |
2021年6月17日 CNFを活用した軽量化 |
CNF強化樹脂の製造プロセスである京都プロセスの詳細と現状、最近の研究開発状況からCNF強化ププラスチックの評価に使用している分析技術、計測技術について紹介します。 |
軽量化脱炭素化を両立するCNF樹脂複合材料の現在と未来 地方行政独立法人 京都市産業技術研究所 高分子系チーム チームリーダー 仙波 健 様 |
2021年3月11日 新たなプレス加工技術を活用した軽量化 |
プレス加工において、試作回数の低減に貢献するシミュレーション技術の精度向上に有効な材料評価技術や評価事例について紹介します。 |
板材成形シミュレーション高精度化のための材料モデル 株式会社CEM研究所・広島大学 名誉教授 吉田 総仁 様 |
2020年10月~11月 複合材料を活用した軽量化2 |
温度依存性、ひずみ速度依存性、損傷の発生、面外せん断など、総合的に複合材料の特性を求めて、それらの結果を使って総合的に解析を行う新しい手法に始まり、クラッシュボックスの圧縮破壊の解析と実測定の比較に至るまで複合材料を用いた製品設計に有効な設計技術と評価技術について紹介します。 |
複合材料の新たな設計勘所と試験評価技術の最先端 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所 上席研究員 松尾 剛 様 |
2020年8月~9月 複合材料を活用した軽量化1 |
複合材料のマルチスケールシミュレーションの詳細、逆解析などのテクニック、V&Vの重要性と材料モデルでの実例、ばらつきを考慮したロバスト設計に至るまで幅広く複合材料を用いた製品設計に有効な解析技術を紹介します。 |
実試験とCAE解析を融合した複合材料解析技術の紹介 サイバネットシステム株式会社 技術部 山本 晃司 様 |
2020年8月6日 軽量化技術 総論 |
金属新素材、複合材料、マルチマテリアル設計、異種接合からカーボンオフセット、リサイクルを考慮した活用が期待されるバイオマスプラスチックの一つであるCNF強化プラスチックについての研究成果まで幅広く自動車軽量化の技術開発動向と課題について紹介します。 |
自動車と軽量材料 -その動向と課題- 金沢工業大学大学院 工学研究科 高信頼ものづくり専攻 教授 影山 裕史 様 |
分野別ソリューション:自動車
