ICPMS-2030

ICP質量分析計

ガス消費量を低減したミニトーチプラズマで日常のランニングコストを低減

独自開発したミニトーチプラズマは,ランニングコストの低減に加え,アルゴンガス製造に関わるエネルギーの損失を抑える地球に優しいトーチです。

ICP発光分光分析装置で長年培った島津独自のミニトーチは,世界に類を見ない地球にやさしいトーチです。ICP発光分析装置,ICP質量分析装置の最大の難点であるアルゴンガスの消費を,通常の2/3に抑えた11 L/min.のプラズマを生成します。また,分析の待機時にはプラズマのガス流量をさらに半減した5 L/min.のプラズマによるEcoモード運転が作動。再び測定する際は瞬時に分析を開始することができます。「ミニトーチプラズマシステム」は,ランニングコストの低減に加え,アルゴンガス製造に関わるエネルギーの損失を抑えます。

トータルガス流出(L/min)


ランニングコストを低減する3つのポイント

ミニトーチプラズマを採用
ICP-MSの最大の難点は多量のアルゴンガスを消費することです。島津独自のミニトーチプラズマシステムを採用し,従来のプラズマトーチに比べ,アルゴンガス消費量が約2/3(11L/min.)に低減しています。これにより,7m3のアルゴンガスボンベ1本で約10時間の連続運転を可能にしました。

Ecoモード(5L/min.のプラズマ)を搭載
分析の合間はEcoモード(5L/min.のプラズマ)が作動。試料をセット後,即座に分析を再スタートできます。

アルゴンガスの純度は99.95%で十分

従来のような高純度アルゴンガスは必要ありません。純度が低く低価格なアルゴンガス(99.95%)を使用でき,3年で数百万円のコスト削減に貢献します。

高安定・低ランニングコストを実現する装置設計

小型化された真空系

小型化されたスリーステージスプリットフローターボ分子ポンプは,メンテナンス性に優れています。

2次電子増倍管検出器

9桁のダイナミックレンジで,高濃度成分と微量成分を一斉分析します。

軸外しレンズ

コリジョンセルの後方に配置し,ICPからの発光の除去とイオン透過効率を向上させました。

新開発コリジョンセル

新開発のコリジョンセルにより高効率の分子イオン除去と高透過効率による高感度を実現。セルガスはヘリウムだけで,すべての測定が行えます。

新開発インターフェイス

新開発のインターフェイスは,メンテナンス性に優れた構造で,クリーニングの時間を最小限に抑えます。

高安定・フレキシブル「新型高周波電源」

島津は世界で初めてオールソリッドステートの高周波電源を開発し,ICPに搭載したメーカーです。長年の経験に基づいた高効率と安定性を実現したフリーランニング型の高周波電源です。

2016年2月 当社調べ

メンテナンスしやすい試料導入系

「ペルチエ素子冷却サイクロンチャンバー」
試料導入系には高効率の同軸型ネブライザーと,電子冷却サイクロンチャンバーを採用。これにより,高効率で試料の導入を行いながらメモリー効果を少なくすることができ,測定のスループットを向上させることができます。

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