Nexera UC

Nexera UC/s UHPLC/SFC切換システム

超高速液体クロマトグラフィー(UHPLC)と超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)を統合させたNexera UC/s UHPLC/SFC切換システムは,1システムでUHPLC分析とSFC分析を両立することが可能です。SFCはUHPLCと分離特性が異なるため,異性体の分離改善が期待できます。メソッド開発時にUHPLCとSFCの2種類の分離手法を用いてスクリーニングすることにより,分離条件検討時の効率を向上します。

1台のシステムでUHPLC分析とSFC分析が可能に

キラル化合物や構造異性体の分離など,製薬,食品,環境などさまざまな分野で多様な分離手法が求められています。超臨界CO2を移動相に用いるSFCは,UHPLCとは異なる分離挙動を示すため,メソッド開発時にUHPLCとSFCの2種類の分離手法を用いてスクリーニングすることで,短時間でより良い結果を得ることができます。

ラボスペースと装置導入コストの削減

標準的なSFCシステムに送液ユニットを1台追加するだけで,1台のシステムでSFC分析,UHPLC分析の両方を行うことができます。送液ユニット1台(有機溶媒送液用),オートサンプラ,カラムオーブン,検出器をSFC分析とUHPLC分析で共有できるため,スペースと導入コストを抑えられるとともに装置稼働率の向上が図れます。SFC,UHPLCあわせて最大12本のカラムを用いたメソッドスカウンティングが可能です。

既存UHPLCをSFCシステムにアップグレード

既存のUHPLCシステムにSFCに必要なユニットを追加することで,UHPLC/SFC切換システム(Nexera UC/s)にアップグレードすることが可能です。既存の送液ユニット,オートサンプラ,オーブン,検出器を利用して,UHPLCとSFC分析の両方を行うことができます。

Nexera UC/s, UHPLC-SFC Upgrade System

UHPLC⇔SFC切換はソフトウェアにお任せ

UHPLC⇔SFC切換のために必要になる移動相の置換は,専用ソフトウェアが自動生成するバッチテーブルを実行するだけで,初めての方でもスムーズにUHPLC/SFC分析の自動切換が行えます。また,複数の移動相・カラムを用いたメソッドスカウティングも可能です。
UHPLCからSFC(またはSFCからUHPLC)に切換える際の流路のつなぎ換えは不要です。前分析の影響なく,両分析モードの切換を連続して実行することができます。

UHPLC⇔SFCの切換時も安定した分析が可能

UHPLCとSFCは,移動相,分離特性ともに大きく異なりますが,流路置換を行うだけで切換の影響を受けず,安定した分析が行えます。

キラル分析への応用

2種のキラル標準試料を,UHPLCとSFCの両方を用いてメソッドスカウティングを行った事例を示します。メソッドスカウティングソフトウェアでは,モードをボタンで切り換えて,UHPLCとSFCの条件設定が行えます。

3種のカラムによるUHPLC/SFCクロマトグラムを比較すると,OmeprazoleはUHPLC条件で,ImdapamideはSFC条件で良好な分離が得られました。複数データのクロマトグラムは,LabSolutionsを用いて簡単に比較できます。

応用データ HPLC Application News 「Nexera UC キラルスクリーニングシステムを用いたキラル化合物の分離条件の自動最適化」(会員制サイト)

 

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