Smart Metabolites Database Ver.2 - 特長

GC-MS(/MS)代謝物分析用データベース

MRM測定により 代謝成分を高感度に自動検出

従来の代謝物分析手法であるスキャン法では、感度が足りずに微量成分を検出できなかったり、代謝成分同士が重なったり、夾雑成分の影響で対象成分の正確な結果が得られないなどの課題があります。本データベースでは、MRMを利用したワイドターゲット分析により、高感度で選択性高く代謝成分を検出できるため、微量の成分でも正確な結果を得ることができます。保持指標による信頼性の高い代謝成分同定と組み合わせることで、食品の比較解析やマーカー探索において精度の高い結果が得られることを約束します。

MRM測定により代謝成分を高感度に自動検出

解析時間を省力化

Smart Metabolites Databaseには、600を超える成分が登録されており、様々なサンプルの代謝物分析が可能です。一方で解析する化合物数が多いほど、データ解析に時間がかかります。本データベースに新たに搭載されたフィルター機能では、サンプルから検出される可能性のある代謝成分のみを選択して解析することができ、解析作業を省力化することが出来ます。フィルター機能のON/OFFは自由に切り替え可能です。

フィルター 成分数
登録全成分(MRM) 540
植物(食品) 306
動物(食品) 269
血液(血漿) 149
尿 171
細胞 224

解析時間を省力化

 

糖類の定量分析を実現

一般的に使われるメトキシム-TMS誘導体化法を用いると、還元性を持つ糖類は、2種類の幾何異性体が存在することと、誘導体化により鎖状になることで、複数の糖類異性体同士をクロマトグラム分離できなくなります。
新たに開発した糖類定量用メソッドでは、誘導体化法を最適化することにより、糖類を選択的に検出することができます。24種類の主要な糖類の分析に必要な化合物情報と検量線情報も登録されており、検出された糖類の半定量値を算出することができます。
サンプルの抽出手順は、代謝物一斉分析と共通であり、1つの試料で代謝物一斉分析と糖類定量分析を行うことが可能です。

 

メトキシム-TMS法

メトキシム-TMS法

マンノースとグルコースが分離できず
混ざったピークが2本見られる

糖類専用メソッド

糖類専用メソッド

糖類を選択的に検出可能

*半定量結果は、装置の状態や前処理法により真値から大きくずれる場合があります。正確な定量結果を必要とする場合には標準試料を用いた定量試験を実施してください。

フードメタボロミクス解析をトータルサポート

GC/MS分析時のサンプル前処理から分析後の代謝マップへの可視化および多変量解析までをトータルサポートします。「メタボロミクスハンドブック」には、食品サンプルの前処理のノウハウを凝縮しており、これから食品メタボロミクスを行う方でも、多変量解析までの結果を出すことができます。

フードメタボロミクス解析をトータルサポート

 

※LabSolutions Insightおよびマルチオミクス解析パッケージは本製品に含まれておりません。

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