5. 高圧ガスボンベに関する注意事項

高圧ガスボンベをガスの供給源として使用する場合は,高圧ガスボンベの取扱業者などから指導を受けて事故が起こらないように取り扱ってください。

一般強制 高圧ボンベは,通気のよい,直射日光のあたらない屋外に設置し,配管から室内に導入してください。
高圧ボンベは通気の良い屋外に
禁止 高圧ガスボンベを温度が40℃以上になるところに置かないでください。
一般強制 高圧ガスボンベはボンベスタンドまたは鎖などで固定し,転倒しないようにしてください。
禁止 高圧ガスボンベ(特に可燃ガス)から5m以内で火気を使用しないでください。
火気厳禁
一般強制 万一の事故に備えて,有効な消火器を用意してください。
一般強制 減圧器は取り付け時,漏れがないことを確認してください。
1. 出口のバルブを閉めます。
2. ボンベの元栓を開けます。
3. 減圧器の 2次圧を 0.3 MPa に調整します。
4. ボンベの元栓を閉めます。
5. 30 分後に圧力降下が 0.015 MPa 以内であることを確認します。
一般強制 減圧弁は必ず禁油指定のものを使用してください。
一般強制 高圧ガスを使用するときは,換気に十分注意し,始業点検としてガス漏れの有無を石けん水などで確認してください。
ガス漏れ点検
禁止 ガスが接触するパイプ内面などに油が付着しているものは使用しないでください。
禁止 高圧ガスボンベから水素を直接大気内に放出しないでください。
可燃性ガスを放出しない
一般強制 ガスの使用が終了したら,ただちにボンベの元栓を閉めてください。
使用後は閉める
一般強制 3ヶ月に1回以上,圧力計を検査してください。
 

 当社では「水素ガス取扱い上の注意銘板」を作り,当社既納品について貼付作業を続けています。 特に貼付が必要な所は当社担当者にお申し付けください。 無料で送付します。
 なお,これらの高圧ガスの取り扱いについては,ボンベの貯蔵が300m3以上のときは,法によって許可を要します。高圧ガス保安法一般高圧ガス保安規則, および消防法を参照してください。

一般強制 注記
・安全のために可能な限り水素発生器を利用してください。
・ボンベの購入から廃棄(または購入元への返却) までの期間は,可能な限り短くしてください。 ボンベの耐久性については,ガスを再充てんするときに前回の検査から 5年を 経過している場合,再検査が義務づけられています。