Transdirect insect cell
無細胞タンパク質合成試薬キット
<新着情報>
・参考文献を追加しました(2015/4/8更新)
・FAQの膜蛋白質の発現に関して情報を更新しました。(2012/10/17掲載)
・TopicsにA-STEPでの採択情報を追加しました。(2012/10/5掲載)
Transdirect無料発現確認サービスは2014年3月末にて終了しました。 たくさんのご依頼,有難うございました。 発現に関する分析相談等は引き続き対応しますので,お気軽にお問い合わせください。 また,詳細なプロトコルをこちらに掲載していますので,是非ご参照ください |


- 動物培養細胞由来の抽出液として高い合成能を有します
(ウサギ網状赤血球由来の系の10倍以上) - 反応は,5時間以内に完結します。
- 1mLあたり50ug/mL程度のタンパク質が合成できます*。
- スケールアップ・ダウンが容易に行えます。
*合成量はタンパク質によって変わります。 本キットには,転写に必要な試薬は含まれておりません。
<特長>
無細胞タンパク質合成技術とは,細胞より抽出したタンパク質合成(翻訳)に必要な成分に目的タンパク質をコードするmRNA,基質となるアミノ酸,エネルギー源(ATP)等を加えることで,試験管内で人工的にタンパク質を合成する技術です。細胞を利用した合成系と比較し,細胞に毒性のあるタンパク質や非天然アミノ酸を導入したタンパク質の合成が容易に行えるなどの利点があります。
Transdirect insect cellは,バキュロウイルス発現系で多くの実績があるSf21昆虫培養細胞からの抽出液をベースとし,ウサギ網状赤血球由来の合成系が持つ動物由来の合成系という利点を生かしながら,合成量が少ないといった欠点や血液細胞からの抽出液のためグロビン等の爽雑タンパク質が非常に多いといった欠点を克服した無細胞タンパク質合成試薬キットです。
バキュロウイルス ポリヘドリン遺伝子5’非翻訳領域よりスクリーニングした翻訳を増強する配列を組み込んだ独自開発発現ベクターを添付しており,高効率のタンパク質合成を簡単に行って頂けます。
発現確認や酵素アッセイ,タンパク質調製にご利用下さい。
>>参考文献
<製品>


- キット内容
Insect Cell Extract(黄) 5本 Reaction Buffer(青) 1本 4mM Methionine(赤) 1本 0.5ug/ul Control DNA(白) 1本 0.5ug/ul pTD1 Vector(緑) 1本 取扱説明書 - 反応回数 : 40回 (50ul合成反応系)
- 保存温度: -80℃ (一部試薬は-20℃でも保存可能です。詳細は取扱説明書をご参照下さい。)

Transdirect insect cell バルクキット20

大量にご使用される場合は,お得なバルクキットをご検討下さい。供給される試薬は,バルク包装(微量チューブに小分けせず15mLチューブでの供給)となります。また,本キットには,発現ベクターやコントロール用DNAは含まれません。受注生産のため,詳細はお問合せ下さい。
・ | 20キット相当分 Transdirectinsect cellバルクキット20 | (P/N 292-30000-92) |
・ | 50キット相当分 Transdirectinsect cellバルクキット50 | (P/N 292-30000-93) |
・ | 100キット相当分 Transdirectinsect cellバルクキット100 | (P/N 292-30000-94) |