NIRS-SPM

NIRS-SPM (Statistical parametric mapping for near-infrared spectroscopy)は,韓国科学技術院(KAIST)から公開されているフリ―ソフトウェアです。
特長
NIRS-SPMは,fNIRS信号の統計解析のためのMATLABベースのソフトウェアです。MRIの解析で使用される(一般線形モデル(GLM)に基づいてた解析を行います。プローブ装着部位の空間解析も可能です。
必要な環境
NIRS-SPMのご利用にはNIRS-SPM(KAIST),SPM5またはSPM8(UCL),MATLAB (Mathworks社)が必要です。
【参考リンク】
NIRS-SPM |
https://bispl.weebly.com/nirs-spm.html (韓国科学技術院のサイト)
「Download - NIRS-SPM」からNIRS-SPMを入手していただけます。
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SPM |
https://www.fil.ion.ucl.ac.uk/spm/ (UCLのサイト)
SPM5:https://www.fil.ion.ucl.ac.uk/spm/software/spm5/
SPM8:https://www.fil.ion.ucl.ac.uk/spm/software/spm8/ ※現状のNIRS-SPMは,SPM12以降では動作しませんのでご注意ください。 |
MATLAB |
https://jp.mathworks.com/products/matlab.html (MathWorks社のサイト)
※NIRS-SPMご利用の際には,PCの環境に合わせてMATLABのバージョンをダウングレードする必要があります。
※以下のツールボックスが必要です。
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当社fNIRSデータの読み込み
NIRS-SPMの解析には,以下のファイルをご用意ください。
・fNIRSテキストファイル
fNIRS計測データを「.OMM」ファイルからテキストファイルに変換してください。
当社fNIRS計測データを読み込む際は,【Shimadzu OMM,FOIRE-3000】を選択してください。
・三次元位置計測システムで取得したプローブの位置情報ファイル
Origin.csv (基準点)およびOthers.csv (プローブ位置とチャンネル位置)のファイルが必要です。
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