iMScope TRIO

イメージング質量顕微鏡

・最小5µmでの高解像度イメージング
・空間解像度可変

アプリケーション例

ラット皮膚の高分解能イメージング

ラット皮膚での脂質を可視化しました。高空間分解能でのイメージングを行った結果,角質層へのセラミドの集積や,皮脂腺へのPCの集積を明らかにしました。


 

実験条件
サンプル :ラット皮膚
マトリックス :DHB(蒸着)
測定点数 :125×215(26,875ポイント)
測定ピッチ :10 µm
レーザー径 :10 µm
測定時間 :約1.2 時間

マウス小脳の脂質分布の可視化

疾患にはさまざまな物質が関与しています。イメージング質量分析では,指定した質量範囲で測定を行なうため,異なった質量を持つ物質それぞれの分布情報を一度のスキャニングで得ることができます。

光学画像

光学画像


 

実験条件
サンプル :マウス小脳
マトリックス :DHB(蒸着)
測定ピッチ :10 µm
レーザー径 :10 µm
測定点数 :250×250(62,500ポイント)
測定時間 :約3.0 時間

MSイメージング

MSイメージング

ターゲットとする物質の分子量をそれぞれ指定することで,各物質の分布情報が得られ,一度の測定で同時に解析が可能です。
また,6pixel/秒*という高速測定が可能なため,大幅に分析時間を短縮できます。
この例ではマウス小脳での各種脂質類の分布を約3時間で可視化するのに成功しました(2.5 mm角)。
このように抗体を利用した免疫染色が難しいとされる脂質の分布情報を得ることで,脳機能研究や脂質の関与が示唆されている各種疾患のメカニズム解明などへの応用が期待されます。

*イオン化時間: 50ms,質量範囲: 500-1000(シングル MSの場合)

マウス網膜の高空間分解能イメージング

薬物動態解析はもちろん,安全性評価・毒性メカニズムの解明には,光学顕微鏡に匹敵するレベルでの高解像度イメージングが求められます。また,光毒性を持つ化合物の安全性評価には,網膜付近での詳細解析も必要です。

光学画像

光学画像


 

実験条件
サンプル :マウス網膜
マトリックス :DHB(スプレー)
測定点数 :50×50(2,500ポイント)
測定ピッチ :10 µm
レーザー径 :10 µm
測定時間 :約7 min

10 µmイメージング

10 µmイメージング

この実験では,マウス網膜での4種類のホスファチジルコリン(PC)分布を可視化しました。高空間分解能でのイメージングを行った結果,約10µmの厚みを持つ網膜色素上皮付近において,各種PCの分布状態が異なっていることを明らかにしました。

本製品は,科学技術振興機構(JST)先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として得られた成果を製品化したものです。
本製品は,「医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律」に基づく医療機器として承認・認証等を受けた機器ではありません。
治療診断目的にはご使用になれません。研究用途にのみ使用可能です。

Top of This Page