Nexis GC-2060によるガスボンベフリーの簡易香気成分分析

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ユーザーベネフィット

- 新型FIDと水素酸素発生器の組み合わせにより、ガスボンベフリーのGC-FID分析(キャリアガス:水素)が可能です。 - ガスボンベの管理負担やコストを削減できるうえ、高圧ガスボンベの設置が難しい環境でもGC-FIDを導入できます。 - マルチモード注入口MMIとMonoTrapの組み合わせにより、専用の前処理装置なしで高感度に香気成分を分析できます。

はじめに

香気は食品の品質を特徴づける重要な要素であり、その分析にはガスクロマトグラフ(GC)やガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)が広く用いられています。なかでもGCによる香気分析では、水素炎イオン化検出器(FID)が多く用いられます。FID分析では一般に複数種のガスを使用するため、ガスボンベの維持管理が必要とされます。 本アプリケーションでは、水素酸素発生器を用いて、ガスボンベフリーのFID分析を行いました。Nexis GC-2060に搭載可能なFIDは、水素と酸素のみで動作する「Hy/Oxモード」(オプション)に対応しており、水素酸素発生器と組み合わせることで、ガスボンベの管理負担を軽減できるほか、導入・運用コストの低減にも繋がります。 また、香気成分の捕集にはシリカモノリス捕集剤MonoTrapを使用しました。MonoTrapは、煩雑な抽出操作を行うことなく香気成分を捕集・濃縮できるため、高感度な分析が可能です。さらに、分析にはマルチモード注入口(Multi-Mode Inlet; MMI)を搭載したNexis GC-2060を使用し、MMIの「加熱脱着/抽出導入法」により、MonoTrapに捕集した成分をインサート内で脱着してGCに導入しました。これにより、専用の前処理装置を用いることなく、簡便かつ高感度な香気分析を実現しました。

2026.09.18

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