ELEM-SPOT™
ELEM-SPOTによる藻類由来バイオオイル中含窒素化合物の定量
ユーザーベネフィット
- 複雑なマトリクスを含む試料中でも、含窒素化合物を選択的かつ高感度に検出し、等モル感度で分析できます。 - 同じ構成で、通常のGC-MSとして定性分析することも可能です。 - ガスセレクタを利用することで、同じ構成での含酸素化合物分析が可能です。
はじめに
脱炭素社会を実現する次世代の重要資源として、藻類バイオマスへの期待が高まっています。高いCO2削減効果に加え、食料と競合せず培養可能な点から注目を集めており、燃料や素材など幅広い分野での利活用が見込まれています。 一方、化石資源とは異なり、藻類バイオマスにはアミノ酸由来の含窒素化合物が多く含まれています。これらは後段の精製工程において触媒被毒を引き起こす要因となるため、含有量の正確な把握とプロセスの最適化が不可欠です。しかし、複雑なマトリクス中からヘテロ原子(窒素や酸素など)を含む化合物を選択的かつ高感度に検出することは従来の技術では困難でした。当社独自のELEM-SPOTシステムは、GC-MSに燃焼触媒リアクターEL-30を組み合わせることで、複雑な試料中の含窒素・含酸素化合物の選択的かつ高感度分析を可能にした世界初のシステムです。本稿では、ELEM-SPOTを用いた藻類由来バイオオイル中の含窒素化合物の分析事例をご紹介します。 当社は、フランスの総合エネルギー企業であるTotalEnergies社、フランスのPau大学、およびスペインのOviedo大学と、クリーンエネルギー分野における包括的な共同研究に関する協定を締結しています。同システムは、TotalEnergies社らが共同で保有する特許技術と当社の分析技術を組み合わせた画期的な分析装置です。
2026.07.30
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