GCMS-TQ™ RX シリーズ
- GCMS-TQ8040 RXとマルチモード注入ユニット(MMI)を用いて、EN 17681-2に記載されている成分など12種の揮発性PFASを濃縮することなくppbレベルで分析できます。 - EU POPsの基準値(25 ppb)以下の添加回収試験において、回収率は全成分で80~120 %以内と良好な結果を示しました。
有機フッ素化合物(PFAS)は、その耐熱性や撥水性などの特性から、繊維製品にも長年使用されてきました。しかし、PFASは極めて安定で分解されにくく、環境中に蓄積しやすいため人体への影響が懸念されています。そのため各国では、PFASの製造、流通、および製品への使用を制限するための立法が進められています。例えば、欧州POPs規則ではPFOA、PFOS、PFHxSなどの一部PFASに関して物質、混合物、成型品中の許容値が0.025 mg/kg(25 ppb)と設定されています。欧州規格EN 17681は、テキスタイル中のPFAS分析に関する標準試験法を定めたものです。これらを参照してLC/MS/MSとGC/MS/MSを用いてテキスタイル中の揮発性~不揮発性PFASを分析した例をApplication News No. 01-01108で紹介しました。 今回、新たにマルチモード注入ユニット(MMI)に対応したGCMS-TQ RXシリーズを用いてテキスタイル中の微量揮発性PFASを分析した例をご紹介します。
2026.07.22
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