EHF-Lシリーズ
- マイクロフォーカスX線CTエアサーボにより、亀裂進展の様子を3次元かつ時系列に沿って、観察できます。 - マイクロフォーカスX線CTシステムにより材料内部の非破壊観察が可能です。 - Servo Controller 4830により高精度の動的制御が可能です。
構造物の破壊の多くは、繰り返し荷重によって生じる疲労破壊に起因します。疲労破壊では、材料の微小欠陥や内部の空隙・介在物などを起点として亀裂が発生し、繰り返し荷重により進展した結果、最終的な破壊に至ります。この一連の過程を評価するには、欠陥や亀裂の進展を非破壊で観察することが有効です。 従来、亀裂の観察は外観観察や顕微鏡観察が中心でしたが、これらの手法では表面近傍の情報に限られ、内部で進展する亀裂の三次元形状や変化を十分に捉えるには、破壊後の試験片を観察する方法が一般的でした。これに対し、X線CTは内部の欠陥や亀裂を非破壊で三次元的に可視化できるため、内部を含めた亀裂の形態変化を詳細に評価することが可能です。 そこで、X線CTと疲労試験機を組み合わせた「マイクロフォーカスX線CTエアサーボ」を用いて、一定サイクルごとに負荷を停止し、撮像を行う試験を繰り返しました。本稿では、その結果得られた、同一試験片における亀裂の発生から進展に至る過程について紹介します。
2026.06.24
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