PPSQ-51A/53A
- ゲノムデータベースに登録されていないタンパク質のアミノ酸配列も容易に決定することができます。 - 非天然型のアミノ酸を含むペプチドのアミノ酸配列情報、C末端部を含むアミノ酸配列情報の取得に有効です。 - MALDI-TOF MSと組み合わせることで、修飾アミノ酸の構造情報を得ることができます。
中分子医薬は、低分子医薬と抗体医薬の中間的特性を有する新規モダリティとして注目されています。その一つであるペプチド医薬は、高い標的選択性を有し、副作用リスクの低減が期待されています。なかでも糖尿病および肥満症領域において市場拡大が進んでいます。代表的なペプチド医薬であるSemaglutide(セマグルチド)は、ヒトGLP-1の安定性と長時間作用性を向上させた中分子医薬です。ペプチド医薬は主に固相ペプチド合成(SPPS)を用いて製造されますが、対象によっては細胞発現系を利用した製造法も検討されています。製造された目的物の品質評価においては、安全性および有効性の観点からアミノ酸配列確認が重要です。そのアミノ酸配列分析手法の一つにエドマン分解法があり、N末端側から段階的にアミノ酸を切り出して同定をすることで、アミノ酸配列の確認が可能です。本報では、エドマン分解法とMALDI-MS分析を用いたセマグルチドのアミノ酸配列分析例について報告します。
2026.06.24
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