オートグラフ AGX-V2 シリーズ
- 軸心調整システムPASにより、ASTM E1012に準拠した軸心精度で引張試験が実施できます。 - 上下つかみ具の軸心を容易に合わせることが可能なため、データのばらつきを低減できます。 - 治具を取り外して、再度取り付けた際の軸心調整が容易にできます。
航空機分野では、部品や材料の品質および試験結果の信頼性を国際的に担保することが求められており、その代表的な枠組みとしてNADCAP(National Aerospace and Defense Contractors Accreditation Program)が広く採用されています。NADCAPは、航空・宇宙産業における特殊工程や材料試験に対して共通の認証基準を設けることで、サプライチェーン全体の品質レベルを維持・向上させる重要な役割を果たしています。NADCAP認証を取得・維持するためには、規定の国際規格に準拠した試験の実施が必要です。 材料試験の分野においては、ASTM E1012に準拠した装置構成での引張試験が求められます。ASTM E1012では、試験片に不要な曲げ応力を与えないことが重視されており、そのために正確な軸心を確保した治具を用いて引張試験を行う必要があると明記されています。軸心のずれは試験結果に悪影響を及ぼす要因であり、NADCAP対応試験においては厳密な管理が要求されます。 軸心調整システムPAS(Precise Alignment System)を用いることで、ASTM E1012に準拠した高い軸心精度を実現することが可能です。本アプリケーションでは、PAS有無のデータを比較することで、PASによる軸心精度向上の効果を示します。また、精密万能試験機AGX-V2とPASを組み合わせたシステムでA7075(超々ジュラルミン)の引張試験を実施し、その結果も示します。
2026.06.10
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