i-Series
一体型HPLCシステムを用いた食品添加物の高速分析 ―保存料・酸味料・苦味料の一斉分析―
ユーザーベネフィット
- 専用機を用いなくとも汎用のHPLCで極性の異なる保存料や酸味料などの多成分高速一斉分析が可能です。 - 一体型HPLCシステムに内蔵されたフォトダイオードアレイ(PDA)検出器を用いることで、一度の分析で任意波長のクロマトグラムを取得できます。
はじめに
食品には、微生物の繁殖を抑制する保存料をはじめ、さまざまな成分が含まれています。2026年1月、米国連邦政府は新たな食事指針において、プロピルパラベンを含む11成分を対象に、超加工食品(Ultra-processed food/ UPF)の摂取を控えるよう勧告しました。また、日本においても同時期に、国内未認可のメチルパラベンを含有した菓子類の回収事例が報告されています。こうした背景から、製品の安全性を確保するために、より迅速かつ実効性の高い品質管理体制が求められています。 一般に、酸味料に代表される有機酸は、専用システムを用いたイオン排除クロマトグラフィーで分析されることが多いですが、逆相クロマトグラフィーを用いることで、保存料などとの一斉分析も可能です。これにより、分析工程のハイスループット化が実現され、物性の異なる添加物に対する検査効率を向上させることができます。ここでは、一体型液体クロマトグラフによる、食品添加物(保存料・酸味料・苦味料)の高速分析例についてご紹介します。
2026.03.04
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一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。