Nexera X4 による信頼性の高いペプチドマッピング -緩やかなグラジエント条件下での優れた送液再現性-

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ユーザーベネフィット

- Nexera X4の優れた送液性能により、長時間にわたる緩やかなグラジエント条件下においても、良好な保持時間再現性が得られます。 - シングル四重極質量分析計により得られた質量情報を、各ペプチド断片の定性情報として活用することで、データの信頼性を向上できます。

はじめに

ペプチドマッピングはタンパク質の特性解析における一次構造の確認や、品質の恒常性の評価において重要です。LC(逆相クロマトグラフィー)を用いた分析では、消化により得られた多数のペプチド断片を分離するために、緩やかなグラジエント勾配により移動相中の有機溶媒比率を長時間にわたって徐々に増加させる送液方式が用いられます。有機溶媒比率が少しづつ変化することで、類似の疎⽔性を有するペプチドの相互分離が可能になりますが、有機溶媒比率を精密にコントロールする送液ポンプの性能が、保持時間の再現性を得るために⾮常に重要です。Nexera X4は、島津製作所のNexeraシリーズで培われた技術を継承し、最高クラスの分析性能を実現する次世代超高速液体クロマトグラフ(UHPLC)システムです。送液ポンプには、独立駆動のプランジャーと圧力フィードバック機構を搭載しており、長時間にわたる緩やかなグラジエント勾配においても、精密な送液を可能とし、良好な送液再現性を実現します。本稿では、Nexera X4を用いて、トリプシンによるBSA消化物を分析した事例をご紹介します。また、シングル四重極質量分析計LCMS-2050を併用することで、各ペプチド断片の定性情報として質量情報の取得が可能なことも併せて示します。

2026.03.03

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