サスペンションストラットの減衰力特性試験[JASO C611]

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ユーザーベネフィット

- 日本自動車技術会規格JASO C611に基づいたサスペンションストラットの減衰力特性試験が実施できます。 - 組合せ試験により、自動で速度を変更して測定することが可能です。 - EMTシリーズの高応答性により、速い加振速度での試験が可能です。

はじめに

車の快適な乗り心地を実現するために、さまざまな部品が重要な役割を果たしています。その中でもサスペンションシステムに使用されるサスペンションストラットは、路面の凹凸からくる衝撃を緩和し車体を安定させる重要な部品です。 自動車技術会規格「JASO C611 サスペンションストラット」ではサスペンションストラットの定義や品質、試験方法などが定められています。 サスペンションストラットの性能を向上させるためには、加振速度を変化させて速度に対する減衰力を測定する必要があります。速度と減衰力の関係、リサジュー波形などの応答を計測することで、サスペンションストラットの性能を確認できます。 今回ご紹介するのは、JASO C611にて定められている試験方法「減衰力特性試験」を、当社の電磁式疲労試験機EMTシリーズにて実施した事例です。

2025.12.03

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