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ユーザーベネフィット

- SEMサーボパルサとEPMAを使用することで、溶接材の3点曲げ疲労試験とその破断要員の解析が可能です。 - SEMサーボパルサを使用することで、疲労き裂の観察が可能です。 - Servo Controller 4830により高精度の動的制御が可能です。

はじめに

溶接は、建設業、自動車・航空産業等の輸送機分野、電気・電子産業といったあらゆる産業で使用されており、これらの産業にとって欠かせない技術となっています。溶接の欠陥が原因で事故が発生すると、人命や地球環境に大きく影響を与える可能性が高く、長期信頼性や耐久性の評価が重要なテーマと位置付けられています。 今回は、2種類の鉄材料を中央で溶接した試験片を用意し、卓上型動的・疲労試験機サーボパルサを用いて3点曲げ疲労試験を実施しました。また、試験後の試験片について、電子線マイクロアナライザを使用して破面観察を実施しました。さらに、走査電子顕微鏡つき高温疲労試験機SEMサーボパルサを使用して、疲労試験中のき裂進展の様子も観察しました。

2024.09.03