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ユーザーベネフィット

- ミネラルウォーター類中の六価クロムの分析が可能です。 - 試料中の溶存六価クロムを、カラム分離後にポストカラムで誘導体化して検出を行うため、夾雑成分の妨害を受けにくく、選択的に検出・定量できます。

はじめに

ミネラルウォーター(清涼飲料水)中の六価クロムの規格基準は生食発0629第4号にて0.02 mg/Lに定められています。本稿では、生食発0831第11号1) に記載されているイオンクロマトグラフ-ポストカラム吸光光度法に準拠したミネラルウォーター中の六価クロム分析法を紹介します。 本試験法では、試料溶液中の六価クロムを陰イオン交換カラムで分離後、ジフェニルカルボノヒドラジド/硫酸水溶液を用いてポストカラム誘導体化し、六価クロムとジフェニルカルボノヒドラジドの錯体を530 nmで吸光度検出します。

2023.08.08

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