ポストカラム蛍光誘導体化法による食品中チアミンの分析

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ユーザーベネフィット

- 食品表示基準の通知法に準拠したポストカラム蛍光誘導体化法により、高い感度と選択性でチアミンを分析できます。 - 食品中のチアミンを夾雑成分の影響を受けることなく定量することができます。

はじめに

チアミン(ビタミンB1)は水溶性ビタミンの一種で、糖の代謝や神経の働きにかかわる栄養素です。2015年に食品表示法が施行され、容器包装に入れられた一般用加工食品および添加物について、食品表示基準に基づいた栄養成分表示が義務付けられました。その中においてチアミンは、任意表示の栄養成分に規定されています。分析方法については、消費者庁より「食品表示基準について(平成27年3月30日消食表第139号)別添栄養成分等の分析法等」(以下、通知法)が通知されており、ポストカラム蛍光誘導体化法を用いた高速液体クロマトグラフィー法が掲載されています。 本稿では、ポストカラム蛍光誘導体化法によりサプリメントおよび栄養ドリンク中のチアミン分析を行った例についてご紹介します。

2023.07.04

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