
環境
多くの分野で物質の定量や定性を目的として紫外可視分光光度計が利用されています。その中で,食品/環境分野では測定後の廃液量を削減したいとの要望などがあり,より微量での測定が求められています。従来のセルの形状では,光路長を維持して容量を減らすにはセルの幅や高さ方向を変化させることで,数十 µL での測定を可能にしてきました。 今回は試料の量が数 µL でも測定できるセル(TrayCel)を用い,紫外可視分光光度計 UV-1850 で食用色素の微量測定を行いましたのでご紹介します。
2016.08.29