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はじめに

食品,医薬品,化学,電機・電子など様々な業界における品質管理部門では異物分析や不良解析の手法として,赤外顕微鏡がルーチン的に使用されているところが少なくありません。これらの現場ではより効率的に分析を行うための自動化が望まれています。 赤外顕微鏡を制御するソフトウェアAIMView では,指定した最大10 箇所の測定位置に任意の大きさでアパーチャ設定を行い自動測定が可能です。測定したスペクトルファイルには測定位置の画像が自動で保存されることも特長です。 今回は,この機能とLabSolutions IR の新機能である「簡単マクロ」を組み合わせることで,一連の操作をより簡易に行いましたので,ご紹介いたします。

2021.03.30

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