スペクトル評価機能を利用した規格計算-JIS T7333で規定されている眼鏡レンズ評価-

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ユーザーベネフィット

- スペクトル評価機能を利用することで、任意の重価係数を用いたスペクトルの積和計算ができます。 - スペクトルの積和計算を用いる様々な規格に対応した評価が可能です。

はじめに

分光光度計を用いる規格の中には、測定により得られた分光透過率や分光反射率に、重価係数を乗じて計算するものがあります 。当社紫外可視分光光度計を制御するLabSolutions™ UV-Visソフトウェアには、カラー計算や日射計算など、決められた計算を自動で実行するオプションソフトウェアもありますが、任意の重価係数を設定することも可能です。 任意の重価係数を用いる場合、LabSolutions UV-Visのスペクトル評価機能項目である「ユーザー定義」で設定を行います。この項目を用いることで、規格に対応した重価係数を用い、計算および評価が可能となります。本稿では、当社紫外可視分光光度計UV-2600iで測定した各種眼鏡レンズの分光透過率から、ユーザー定義を利用して、JIS T7333で規定されている4種類の評価値を算出した例をご紹介します。

2022.03.13