LabSolutions UV-Visのスペクトル評価機能を用いた医薬品の確認試験 –日本薬局方 紫外可視吸光度測定法–

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はじめに

紫外可視分光光度計は、様々な業界において原料の受入検査や製品の品質検査にルーチンで使用されています。中でも医薬業界では、医薬品の性状及び品質が適正かどうかを判断する基準として薬局方に準拠した試験が定められています。しかし、薬局方準拠の試験を実施するには、取得したデータを用い、作業者が特定ピークを読み取る、もしくは複数ピークの吸光度比を算出するなどして、その物質の良否を判断する作業が必要となり、作業者の負担となっていました。 LabSolutionsTM UV-Vis ソフトウェアには、手間と時間を要する上記の作業を効率的に行えるスペクトル評価機能が標準搭載されており、スペクトル測定後のピーク検出や数値算出等の解析及び合否判定を自動で行うことができます。 ここでは、日本薬局方(JP)に記載されているルチン、薄層クロマトグラフィー用の確認試験を例に、スペクトル評価機能の詳細をご紹介します。

2019.05.15

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